逃亡医F/ネタバレ14話 原作漫画感想!弁護士 横尾秀子が幽霊になった諸井隆司を追う

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成田凌主演ドラマ『逃亡医F』の同名原作漫画、第14話のネタバレをご紹介します!

<『逃亡医F』漫画第13話のおさらい>

浜田中央総合病院に向かった藤木は、医学生時代の友人・富樫に会っていた。
富樫の協力を得た藤木は、腹腔鏡手術のための機器を病院から持ち出した。

理花と兄は、ウィンディを小倉に連れ行くと薬殺されると思い厩舎へ戻ることを考えていた。理花は眠り、兄が不在で兄妹が知らない間に藤木は腹腔鏡手術でウィンディの腫瘍を取り除くことに成功する。

都波の情報を富樫から得た藤木は、都波を追って九州に向かう列車に乗り込んだ。

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『逃亡医F』第14話ネタバレ:サウナで会った男は幽霊?殺人事件・歯形・整形に隠されたナゾ

福岡市で都波を探していた藤木だったが、その日は諦めてサウナに入っていた。
ここ何年も歯医者に行っていない藤木は虫歯が痛み出していた。
「歯が痛むなら歯医者に行きな」
サウナで隣に座っていた男が話しかけてきた。
「俺なんざ半年に一度は通っている。まあ…もっとも俺の場合は虫歯ってワケじゃないがな…」
男がそう言うと藤木の歯痛に激しい波が訪れた。痛みが少し収まり気が付くと隣にいた男はサウナからいなくなっていた。

サウナの受付では何やら騒がしい様子だった。
藤木がサウナから出ると女性弁護士がおり、藤木の裸をを見て「わ、猥褻物公然陳列罪!」と叫んでいる。

――――――――――――――――――

女性弁護士・横尾秀子は藤木に事情を説明し謝罪した。そして横尾は、サウナ内で藤木に話しかけてきた男の左肩に花形の痣がなかったかと訊ねる。

藤木は、その男はバスタオルを頭から被っていたので気がつかなかったという。
「それより痣があればどうだというんだ」を横尾に訊くと、「幽霊が現れたことになるわ」と答え、横尾は話を続けた。
「冗談とは違うのよ。本当に死んだはずの人間が生き返ったかもしれないんだから。
私はそれを確かめたくてあの男をつけ回していたのよ」
そして横尾は「もし私の想像通りなら、ある殺人事件の再審請求が可能になるかもしれない」と話した。

藤木は「事情は分かったけど、それほど重要なことなら直接ぶつかってみればいいじゃないか」と横尾に提案してみるが、横尾は「それができれば苦労はないわ。あの人物にこっちの存在を知られるだけでも問題があるの、話はこれで終わり」というと行ってしまった。

――――――――――――――――――

翌日、藤木は歯痛のため近くの歯医者を訪れていたが、歯科医院内では歯科医が大声で怒鳴っていた。
「冗談じゃないっ、いくら弁護士でもその物言いは聞き捨てならんっ!」
声の方向を見るとそこには昨日の横尾弁護士と女性がいて歯科医と話していた。
「でもあの腐乱死体の歯形が本当に当人のものであったかどうか…、もし先生の鑑定にミスがあったとすればあおの裁判は根底から覆るんです!」

そんなハズはないという歯科医に女性が食らいつく。
「先生はあの遺体が患者だった諸井隆司だと鑑定されました、でも諸井は生きてるかもしれないんです!」
しかし歯科医は鑑定ミスを認めようとはしなかった。
「何度来ても答えは同じだ!あの歯形は確かに私の患者のものだった、鑑定を依頼された時もカルテと照合している。生きているハズがないんだ」

横尾と女性が歯科医を出ようとした時、横尾が藤木に気が付き言葉を交わした。
「あなたは昨日の……」
「な、なにか事情がありそうだね」

――――――――――――――――――

女性は清水亜美といい横尾の依頼主とのことだった。藤木は、横尾にサウナで会った男が整形している可能性について話していた。
「サウナ室で話をした時に半年に一度、歯医者に通っていると言っていた」
そう言う藤木に横尾は疑問を投げ掛けた。
「それがどうして整形してるってことになるのよ?」
藤木は自分の考えを横尾に伝えた。
「たぶん彼の歯は総入れ歯だ。それだけじゃないあの年齢で総入れ歯にしてるってことは整形による可能性が高い。そう考えてみるとあの人物の顎から鼻腔にかけて僅かだが手術痕があったような気がする」
さらに藤木は、サウナで体温が上昇している中での、医者である自分の目で見た判断だと伝えた。

藤木のうっかりした言葉に横尾は驚き大声を上げてしまう。
「医者?あなたお医者さんだったの!?」

横から清水が感情を隠さず声を上げた。
「これではっきりしたわ秀子先生、諸井は整形していたんですね。やっぱりあの男は死んでなんかいなかったのよ、許せないっ!父を殺人犯にしておきながらのうのうと生きていたなんて…」

藤木は気になって「待ってくれ、そのお父さんの冤罪というのはいったい…」と質問すると、清水が「私の父は諸井を殺した罪で殺人犯として裁かれたんです」と答えた。

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事件は清水亜美が高校生の頃の出来事だった。
清水の父と諸井は学生時代からの友人で、ある時二人で釣りに出かけていた。

波が高くなり危険を感じた清水の父が、陸へ戻ることを提案するが、諸井は大丈夫だと言って意見が対立、二人とも酔っていたこともあり船上で激しく揉みあいになり諸井が海に投げ出されてしまった。

救命胴着はつけており、遭難の通報で捜索したにも関わらず、結局諸井の姿は見つからず、事故ということで処理された。

しかし、事故からひと月ほどして諸井と思われる遺体が岩場に打ち寄せられ、その頭部に鈍器で殴られたような傷痕が見つかった。検死の結果それが致命傷だとわかり、警察は清水の父が諸井を殺害したと判断していた。

当時酔っていたこともあり父の記憶も不確かだったため、警察から責められた父は何一つ抗弁しないまま殺人罪で裁かれ、横尾弁護士が何度諭しても控訴しないまま服役し、獄中で病死していた。

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藤木は一つの疑問を投げ掛けた。
「それで…、あの男が死んだハズの人物だと思った理由は?」
すると清水が話しはじめた。
「最近になって知り合いが諸井に酷似した男に会ったと言ってきたんです」

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知り合いはたまたま行った店で、顔は少し変わっているものの声質や語り口、背格好や仕草など、死んだハズの諸井にそっくりだった男を見て思わず声をかけた。そうすると相手の男も驚いた顔をしていた。

しかしその男は名前も違うし人違いだと言っていたが、知り合いは日が経つにつれて諸井本人だったような気がしてならないという。

そこで諸井の肩にあった痣を見ることで間違いないと確信できるとのことだった。

――――――――――――――――――

藤木はさらに疑問を投げ掛けた。
「しかし……、漂着した遺体の歯形が合致したわけだから……」
そう言いかけると横尾も困った表情で「問題はそこよ」というと「ねえ、鳴海さん私たちに協力してもらえない?」と頼んできた。

「医者のあなたならあの歯医者がミスをしたことを証明できるかもしれないし、あの男の肩に痣があることを確かめることもできるわけじゃない」
すると今度は清水が藤木の手を握り迫ってきた。
「お願いします!もし諸井が生きていれば父の汚名が晴らせるんです!!」

「ま、待ってくれ…」藤木はそんな協力はしたくないと考えていた。
(冗談じゃない、そんなことをすれば俺は警察と関わり合うことになってしまう)

『逃亡医F』漫画第14話 感想

今回は藤木先生がミステリーに巻き込まれてしまいましたね。
それもきっかけは自分のことを「医者」だと言ってしまったことからでしたね。
これまでもうっかりミスで自分のことを明らかにしてしまうことがありましたが、逃亡中という意識が抜ける瞬間があるのでしょうか。

さあ、とんだ事件に巻き込まれてしまった藤木ですが、果たしてどうするのでしょうか。

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