逃亡医Fドラマ原作ネタバレ1話漫画感想!天才外科医 藤木圭介が殺人未遂で指名手配!?

マンガ

漫画『逃亡医F』が成田凌さん主演で2022年1月からドラマ化されることが決定しました。
この漫画は、原作・伊月慶悟さん、作画・佐藤マコトさんが手掛けており、全3巻のコミックで完結しています。

ドラマでは、主演・成田凌さんの他にも、松岡昌宏さん、森七菜さん、安田顕さんなど
豪華キャストが発表され話題となっています。

そんな『逃亡医F』ですが、原作漫画のあらすじ、各回のネタバレ、ドラマの最終結末について予想し紹介していきます。

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『逃亡医F』第1話ネタバレ:気象観測士 沢井美香子・切断された右腕の接合手術

ある夜、学生時代の友人同士である船の乗組員である橋爪と刑事の志水は、行きつけの酒場で待ち合わせていた。
すでに店に着いていた橋爪が先に飲んでいると、志水がずぶ濡れで店に入ってきた。
志水は「晴れ」だったはずの天気予報が外れたことに文句を言っている。

志水が席につき濡れた頭をタオルで拭いていると、店内にいた男が会計をして店を出ようとしていた。志水は男が気になりじっと視線を送っていたが、それに気が付いた橋爪が「どうした?知った人間か?」と尋ねる。
「どこかで会ったことがあるような気がしてな」と志水は気にしていた理由を話した。

店で飲んでいると、志水は思い出したように店を出た男について「さっきこの店にいた男は、署で見た手配書の人物に似ていた」と話し始めた。

「なんだとっ!」と驚いた橋爪に「殺人未遂で全国指名手配中の男で名前は、ええと―――、確か、藤木圭介という外科医だ」と続けた。

「飲んでる場合じゃないだろうっ!」と慌てる橋爪に「手配書に似ていると言っただけで手配犯と決まったワケじゃない、どうせ他人のそら似さ」と冷静に答えた。

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横浜港から出港した気象観測船・第一海風丸に乗船していた気象観測士の沢井美香子は、船内でひどい船酔いをしている見知らぬ男に出会います。
沢井が「新入りね、名前は?」と質問すると、男は「鳴海健介」と名乗り沢井に酔い止めを取ってくれるよう求めたが、鳴海が持ち場に戻っても船酔いは収まらず、死人のようにうなだれていた。

そこに朝まで飲み通しで二日酔いで顔色の悪い橋爪が現れた。他の乗組員が橋爪を心配したが、橋爪は船酔いではなく、二日酔いであることを言うと「新入りと同じってことあるハズない」と乗組員がこぼした。橋爪が「新入り」の方に目をやると、そこにいたうなだれている男は、昨夜酒場にいた男だった

橋爪は昨夜聞いていた志水の話を思い出した。
「手配書の男は外科医で、勤め先の女性医師を屋上から突き落としたことで殺人未遂の疑いがかけられている」
橋爪は「通報する」ことを頭に浮かぶが、乗員名簿に「鳴海健介」と記載されていたことや、志水も「他人のそら似」と言っていたことから「人違いならエライことになる」と通報することを迷っていた。

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食事のため船内の食堂には人が集まり、沢井と食欲のない鳴海が船酔いについて話していた。そこに居合わせた橋爪は、乗り物酔いに弱い鳴海が「なぜ船に乗る気になったのか?」を聞き出そうとしていた。

橋爪は鳴海の腕をつかみ、鳴海ような華奢な手は「ピアノ弾きのような音楽家か、メスを握る外科医が似合っている」と言い放つ。そして昨夜の酒場でのことを話し「アンタ医者なんだろ?藤木さんよ」と質問する。
「まさか、人違いですよ、僕の名は鳴海ですよ」と鳴海が答えると橋爪はさらに、昨夜飲んでいた友達は職業柄「一度見た顔は忘れない」のだといい、職業は刑事であることを耳元で囁き立ち去った。

鳴海は内心動揺していたが、橋爪は確信があって言った言葉ではないと考え、落ち着いてやり過ごそうと考えた。

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甲板では、海水観測のため海中から観測用機械をウインチで巻き上げる作業をしていた。観測用機械が水面から上がってくると吊るしていたワイヤーが切れて、沢井の腕にあたった。沢井の右腕は肉が切られ皮一枚で繋がっていた。

現場は騒然としていたが、橋爪は沢井を抱えて急いで診療室に運びこんだ。そして診療室にいる船医に手当てをするよう頼むが、船医は内科専門であることと、深い傷の治療をできる設備はないという理由で対応に戸惑い、救急ヘリを待つしかないと判断する。

その場に居合わせていたはずの鳴海はいつの間にかいなくなっていたが、肉切包丁を手に持って診療室に戻ってきた。すると鳴海は横たわる沢井に近づき、沢井を目掛けて包丁を一気に振り下ろし沢井の右腕を切断した。
「きさま、なんて事しやがる!」
驚いた橋爪が大声をあげたが鳴海は落ち着いた様子で答えた。
「どうせ皮一枚でくっついているのみで止血の邪魔になるだけです。こうすればここにある道具で血管を結紮縫合できる。それから輸血は俺の血を使ってください。」

沢井の血液型がわからず輸血はできないと話す船医に鳴海が答える。
「提供者がO型のRhマイナスなら緊急用としてどんな血液型にも対応できるはずで俺がソレです」
鳴海は船医に処置を急がせ、橋爪には‟切断した右腕を冷蔵庫に入れる”ように指示する。鳴海は戸惑う橋爪に対し「後で設備のある病院で接合してもらうためにできるだけ新鮮な状態にしておくため」だと言い、「以前医療品関係の仕事で病院に出入りしていたので多少の医学知識がある」と続けた。

「大変だ橋爪さん!」慌てた様子の乗組員が医療室に入ってくる。こちらに向かっていた複数の救難ヘリが故障と他の海難事故に向かってしまったため、ヘリの到着に時間がかかると言うのだ。

橋爪は船医に尋ねるが「命は助かるかもしれんが、切断した腕は時間が経過すればするほど接合は難しくなる」というだけで、ここには腕の接合手術できる医者はいないと声を落とす。

橋爪は鳴海に詰め寄って声を荒げた。
「白状しろ!オマエ本当は医者なんだろ!?片腕になったら船の上で仕事っていう美香子の夢が終わっちまうんだよ!」

しかし、船医が橋爪を制止し「彼がもし外科医だったとしてもこの手術は顕微鏡下で行う必要があるんじゃ」と、設備も整っていない状況から腕の接合手術は諦めかけていた。

すると鳴海は「やりようはあります」と口を開き「顕微鏡がなくても拡大鏡を使えばなんとかなります」と続けた。

船医は「しかしこの船には手術に使える様な拡大鏡もないんじゃよ」と伝えると
鳴海は「作ればいい」といい、透明なボウルに水を張り冷凍庫に入れ結氷させようとした。鳴海は氷のレンズを作り拡大鏡の代わりにしようとしていたのだ。

そして船の中で一番温度の低い部屋である保管庫に案内させると、顕微鏡代わりの氷レンズが溶けないことと、患者を低体温に保つことで手術の侵襲が少なくてすむという理由から「俺がここで手術する」と伝えた。

そして自分に疑惑の目を向けている橋爪に向かって「アンタの友達が何を言ったのかは知らない」、「俺は自分の信念に従うだけだ」と言い、マイナス8℃の保管庫で手術を開始した。

鳴海をサポートしていた船医は、鳴海の手術を目の当たりして「この男はただものじゃない、神がかり的な技術の持ち主だ」と感じていた。

無事に手術が終わった頃には救難ヘリが到着し、沢井と付き添った船医がヘリに引き上げられるとただちに病院に向かった。

鳴海は救難ヘリが立ち去ったあと橋爪に尋ねた。
「なぜです?アンタは知り合いに連絡して俺をヘリに乗せることもできたハズだ」
すると橋爪は「俺が何を言ったかは覚えていないがこれからはアンタが頼りだからな」と答え、戸惑う表情を見せる鳴海に「この船の船医はアンタ一人だ、よろしく頼むぜ」と続けると鳴海は「よろしくお願いします」と頭を下げて答えた。

『逃亡医F』第1話 感想

天才外科医である藤木でしたが、鳴海と名乗り正体を隠して逃走することになった
きっかけが語られていないので、イマイチ人物像がわかりませんでした。

それでも第1話では、自分の正体がバレて警察に突き出される可能性もあったのに
気象観測士・沢井美香子を救うことを優先させた藤木の姿を見る限りは、悪い人には見えませんでしたね。

橋爪は、とても正義感の強いタイプのようですが、思い込みが激しく強引なところが惜しいですよね。そんな中でもじっくりと相手と接することで、真偽を見極めることはできるようですし、沢井美香子をなんとか助けようとしている姿を見ると憎めない存在だなと思いました。

今後のストーリーでどのように絡んでくるかは分かりませんが、藤木の正体を暴こうとはしないと思いますので、今後はきっと藤木の味方として登場してくるのではないでしょうか。

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