逃亡医F原作漫画9話ネタバレ感想!麓を目指した秋美と藤木に雪崩の危機!?

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成田凌主演ドラマ『逃亡医F』の同名原作漫画、第9話のネタバレをご紹介します!

<『逃亡医F』第8話のおさらい>

藤木は、事件の潔白を晴らすキーマンとなる都波先生の足取りを掴み、後を追って麓に降りようとするが、雪崩の影響で足止めされてしまう。

同時に事件を知っているイースト薬業の研究員・烏丸が藤木の前に現れ、藤木の精子と引き換えを条件に、事件の被害者・八神先生の状況を知ることができる。

烏丸は鋭い推理で事件の真相に迫っていくが、藤木は烏丸の目を盗み秋美の案内で吹雪の中、都波先生を追って麓を目指した。

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『逃亡医F』第9話ネタバレ:麓を目指した二人に雪崩の危機!視界を取り戻したのは〇〇だった!?

秋美と藤木は麓を目指しスキーで滑り降りていた。
順調に滑降していた藤木だったが、木の枝に接触しゴーグルを崖下に落としてしまった。
藤木の滑りが予想以上だったことで、秋美は難しい最短ルートを選んでしまっていたことを謝った。
予備のゴーグルは持ち合わせていなかったが、藤木が「メガネがあるから雪はそれで防げる」と言うと、麓を目指して再び滑り始めた。

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ロッジでは、藤木がいなくなっていることに烏丸が気付き、秋美と一緒に出て行ったのではないかと母親から聞き出していた。

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麓へ向かって滑降していた二人だったが、秋美が止まり藤木に休憩するように促した。
「この辺りで少し休憩しましょう」
先を急ぎたい藤木は休憩など必要ないと返す。
「待ってくれ俺への気遣いなら無用だ」
しかし、秋美は休憩するべきだと繰り返す。
「ダメよ、自分ではそう思っていても新雪を滑る時はけっこう体力を消耗しているの。
無理をして怪我でもすれば大変だわ。こっちについて来て」
そう言うと秋美は近くの避難小屋に藤木を誘導した。

非難小屋では秋美が温かいコーヒーを出してくれた。
二人はコーヒーを飲んでいたが、秋美が事件のことを訊いてきた。
「鳴海さんが八神って人を屋上から突き落としたって本当なの?私…、話を聞いちゃったの、その人…植物状態になってるんですってね」
「でも私…、鳴海さんがそんなことするなんて信じない。だってそんな人なら見ず知らずの私を助けてくれるハズないもん。鳴海さんが捜している都波って人もそれに関わりがあるんでしょう」

藤木は観念して秋美の話が間違いではないと認めた。
「ああ、そうだ。秋美君の言うように俺は八神先生を突き落としたりはしていない」
「だったら……」秋美がそういうと藤木はすぐに「ダメなんだ」と返した。
「それを説明するのは都波先生を見つけてからでないと……」

それでは警察に追われ続けると心配する秋美に藤木が続けた。
「覚悟の上さ、そもそもこうなった原因はこの俺にある」
「彼女は…、八神先生は俺が勤めていた病院の同僚の医師でね。臨床が専門の俺とは違って基礎医学の研究に意欲を持つ優秀な人だった」
そう言うと藤木は過去の出来事について秋美に明かし始めた。

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八神はある製薬会社から資金援助を受けて画期的な抗生物質の開発に取り組んでいた。その根拠となったのが都波が発見した未知の微生物だった。
ある時その研究について八神から相談を受けていた藤木は、研究内容を他の製薬会社の人間に洩らしてしまうミスを犯していた。
当時の藤木は、八神の才能に嫉妬していたという感情がありミスを招いたかもしれないと藤木は自覚していた。

その数カ月後、八神の研究が他人の研究を盗用したものだと指弾されていた。
それを言い出したのは、藤木が内容を洩らしてしまった製薬会社の息のかかった大学教授で医学会に大きな力をもった人物だった。

八神は反論したが、足の引っ張り合いが当たり前の医学会で覆すことがままならず、製薬会社や医学会の派閥争いに巻き込まれプレッシャーに押しつぶされたことで自らの命を断とうとした。

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藤木はそんな八神の潔白を晴らそうとしていた。
「今俺が捕まれば彼女の汚名を晴らす者がいなくなる、だから警察に捕まるワケにはいかないんだ」
「都波先生の証言が得られればいいんだが居所がわからない。あの先生は自分の研究にしか興味がなくて一度旅にでると半年や一年連絡が取れないことも珍しくないんだ。」
「たぶん八神先生のことも知らないと思…」
藤木がそう言いかけると非難小屋がギシギシと揺れ始めた。

「雪崩よッ!表層雪崩だわッ!」秋美が叫んだ。
次の瞬間、雪崩が避難小屋を直撃し窓から侵入してきた雪によって設備が押し流され、
備品が秋美を押し倒していた。

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藤木は急いで秋美に乗っている備品をどかしたが、秋美は脚をケガしてしまっていた。近くにあったロープで縛ってみたが脚からの出血は止まらない。

周囲を見渡した藤木は、ヘビに咬まれた時の簡易診察キットを見つけた。秋美の傷口を処置しようとした藤木だったが、目が霞んで処置ができない。藤木はゴーグルを付けずに裸眼で雪中を滑ってきたため雪目になっていたのだ。

秋美は意識を失いそうになっていた。
「な…鳴海さん…私…眠い…」
藤木は眠らせないように大きな声を上げた。
「ダメだ、眠るんじゃない!眠っちゃダメだ!秋美君っ!」

意識が薄れていく秋美を前に藤木は焦っていた。
(まずい、出血もあってこの気温だ、このまま意識レベルが下がったら…、だがどうする…………、まてよ…、そうだ!)

藤木は避難小屋を出て近くにあった木の下の雪を掘り始めた。
(み、見つけたぞ!)
何かの根を手にした藤木はすぐさま避難小屋に戻り、拾った根に傷をつけて汁を抽出し、抽出した液体を自分の目に垂らした。すると霞んでいた藤木の視界がハッキリと見えるようになった。
(よしッ!)

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秋美が目を覚ますと隣には藤木がいた。
「な、鳴海さん…私…」そういう秋美に「がんばったね、治療は終わったよ」と藤木が声をかける。
「ここで待っていてくれ、俺はこれからロッジに戻って救助隊を連れてくる」
という藤木に秋美は麓に向かうよう促す。
「鳴海さんはこのまま麓に降りるのよ。この先は一本道だからもう私がいなくても大丈夫」

秋美を残して行けないという藤木に「今頃は捜索隊が向かっているハズ、ここにいれば必ず見つけてくれる」、「お願い行って!鳴海さんにはする事があるでしょ」と藤木に先に行くよう説得した。

麓に辿り着いていない秋美を心配した母親が呼んでいた捜索隊が近くまで来ていた。
スノーモービルの音が聞こえた藤木は(ありがとう秋美君)と呟き麓を目指して滑降していった。

――――――――――――――――――

非難小屋では、捜索隊が到着して秋美に状況確認していた。
「無事で良かったよ秋美ちゃん、お母さんは二人連れだと言ってたけどもう一人は?」
そう訊かれた秋美は「ううん私一人よ、他に誰もいないわ」と返した。

もう一人の捜索隊員が落ちていたものに気付き匂いを嗅いでいた。
「クンクン、なんだろうこいつは?」

すると「見せて」と言って伸びてきた手が嗅いでいたものを取り上げた。
そこには烏丸が立っていた。
「これ…、ハシリドコロの根じゃん」と烏丸が言うと捜索隊も思い出したようだ。
「そうだ、そいつは毒草のハシリドコロの根だ…しかしなぜこんなものが?」

それを見た烏丸は、藤木がここにいたのは間違いないと確信していた。
(逃がさないわよセンセ!)
烏丸はスノーボードに乗り麓に向かって滑り降りていった。

ハシリドコロ(走野老)は、山野に自生する有毒植物として知られ、食すると錯乱状態となって走り回ることからそう呼ばれている。そのロート根は日本薬局方の鎮痛剤や目薬の原料にも使われ、成分のアトロビンは散瞳…つまり瞳を大きく開く効能がある。

『逃亡医F』第9話 感想

ついに事件の真相が見えてきました!
八神先生は、突き落とされたのではなくプレッシャーに潰されて飛び降りたんですね。
そして藤木は八神先生にかけられた盗用疑惑を晴らすために動いていたんですね。まあ藤木は自分が原因を作ってることはわかっているので、きっと寝覚めが悪いのでしょうね。
ですが、八神先生の疑惑を晴らしても植物状態から戻らなかったら、藤木は自分のしてしまったミスで一生苦しむことになるのではないでしょうか。

八神先生が開発していたのが、植物状態の患者を救うようなものであれば・・・。
と推察しているのですが、果たしてどうなるのか。

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