逃亡医F原作漫画22話ネタバレ感想!明らかになった事件の真相と消えた都波の行方!?

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成田凌主演ドラマ『逃亡医F』の同名原作漫画、第22話のネタバレをご紹介します!

<『逃亡医F』漫画第21話のおさらい>

帝都医大付属病院を訪れた藤木は旧友・富樫に再会する。
藤木を匿おうとした富樫だったが、都波先生を追って夜の帝都医大へ侵入を決意。

警察にタレ込んだ八神の情報で拘束されることになった烏丸だったが、一切を話そうとしないため警察は藤木の情報を掴めない。

藤木と富樫は帝都医大で火災の部屋にいた都波を見つけるが、心肺停止状態のためその場で救命措置を取る。燃え広がる火災により人目についてしまうことよりも都波を諦められない藤木は救命を続ける。

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『逃亡医F』第22話ネタバレ:ついに明らかになった事件の真相と消えた都波の行方!?

立ち回り先を巡回していた刑事たちは、帝都医大で火事現場に遭遇する。

その頃、藤木は都波の救命措置を続けているとやっとのことで都波が息を吹き返した。
「ふ、藤木!先生の手が!!」
「や、やったぞっ!」
「し、信じられん、ストローで気管内挿入ができるとは…」
「よしっ、病院へ運ぶぞ!」
「お前ってやつは…」

藤木と富樫は都波を抱えて病院へ運ぼうとしていると周囲から声が聞こえてきた。
「おい、研究棟の方だ、消防に連絡しろ!」
「とにかく消火器を集めろ!」

その声に気付いた富樫が焦りを見せた。
「ま、まずい逃げるんだ、後は俺が引き受ける」
「し、しかし」
「早くしろっ、お前を知った人間がいたらどうする!」
「嫌だっ、俺は都波先生に話さなくちゃならないことがあるんだ!」
富樫は藤木に逃げるよう促すが、藤木はどうしても都波を病院に連れて行こうとしていた。

「バカ野郎!」富樫が藤木を殴った。
「この状態じゃ先生は話なんかできん、それにお前と一緒のところを見られた俺はどうなる。お前は殺人未遂で指名手配中の逃走犯なんだぞ」
「富樫…」
「ホテルで待っているんだ、裏の塀を越えれば外に出られる」
富樫は、藤木にこの場から離れるように促した。
「おいっ、誰かいるのか!?」
こちらに近づいてくる人影が見えた藤木は走り去った。
(勘弁しろよ藤木、俺のことはともかく、ここでお前が捕まれば元も子もないんだ)

駆け付けた関係者によって都波は、病院に搬送された。

――――――――――――――――――――

帝都医大付属病院に搬送された都波は意識を戻していた。

「君が…助けてくれたそうだな…」
「あ…、いえ、あの…、偶然 研究室の前を通りかかってそれで…」
「研究室は……、私の研究室はどうなった?」
「幸い延焼は防げたようです、しかし火元になった研究室は…」
「や、焼けたのか?」
「え、ええ…」
「そうか…焼けちまったんだな」
「…先生実は…お話ししたいことが…」
「後にしてくれ少し疲れた……」
都波は救ってもらったことを感謝しながらも研究室が火事で燃えてしまったことのショックが大きく話す気力を失っていた。

――――――――――――――――――――

城西警察署では、八神が拘束された烏丸の様子を伺っていた。
そこへ戻ってきた鵜飼が声を掛ける。
「なんだ、またアンタか…、今度は何だ?」
「ふん、警察がちゃんと仕事しているかどうか気になって来ただけだ」
「やっているに決まってるだろう、今も藤木が立ち回る可能性のある帝都医大に行ってきたばかりだ」
「帝都医大?」
「ちょうど併設された大学の研究棟が火災を起こしてな、もし藤木が現れたとしても
あの騒ぎじゃ近寄ることはできないだろうと思って戻ってきたんだ」

鵜飼の言葉に烏丸が反応した。
「大学の研究室が火事?」
「ああ、幸い生物学研究棟を焼いただけで消し止めたが、研究者が一人怪我をしたようだ」
「生物学研究所の研究者だって!?」
「なんだ、それがどうかしたのか?」
「なんでもないよ」
思わず声を上げてしまった烏丸だったが、ハッとして冷静を装った。

すると鵜飼は、烏丸に言った。
「もうあんたは帰っていい。ただしいつでも連絡がつくようにしておくんだ」
その言葉に八神が反応した。
「ま、待てよ、この女は藤木の共犯なんだぞ!」
「ちょっと…共犯ってどういうことよ!?」
「そうだろう、お前は明らかに藤木を庇った!それが共犯でなくて何だ!?」
「二人とも止めるんだ!」

「別に無罪放免するわけじゃない、犯人蔵匿、隠避の容疑は晴れていないがそいつを考えるのは肝心の藤木を逮捕してからにするというだけだ」
鵜飼は二人を制止し烏丸が無罪なワケではないと八神に伝えた。

――――――――――――――――――――

藤木が待機していたホテルに富樫が戻ってきた。
「そうか、先生は大丈夫なんだな?」
「ああ、お前の応急措置のおかげだ。治療に当たった連中も驚いていたよ」
「良かった、もし先生に万が一のことでもあればどうしようかと気が気じゃなかったんだ」

安心した様子を富樫に見せると藤木はスッと立ち上がった。
「どうやら俺はお前に甘えすぎていたらしい、お前に言われて気がついたよ。俺は自分のことしか考えていなかったってな」
「な、なに!?どうしようっていうんだ」
「何とか先生に会う方法を考えてみる」

そう言って部屋を出ようとした藤木を富樫が止めた。
「冗談言うなっ、それこそ飛んで火にいる夏の虫じゃないか」
「何とかなるさ、これ以上迷惑はかけられないからな、お前だって病院に戻らなくちゃならないだろう」
「あと一日二日なら平気だ!それに先生は入院してて逃げることもない。俺が安全な場所で会えるように段取りをつける、だからそれまで待つんだ!」

――――――――――――――――――――

藤木は富樫に全ての事情を話す事にした。

八神先生は自分から飛び降りようとして藤木が止めようとしたが間に合わなかった。
事情を説明すれば逃げることもなかったのではないかという富樫に藤木は
「できなかった…八神先生をそこまで追い込んだのはこの俺なんだ」と言う。

医学会の権威と言われる人物が八神妙子に研究盗用の烙印を押したことにより、八神妙子をサポートしていたクラレ製薬は資金援助を断っていた。

藤木は八神妙子の研究の基になった新種の微生物の存在を公表することで、八神妙子のオリジナルの発明だと証明できると諭した。

しかし、新種の微生物は都波の研究室にあったもので都波の微生物使用の許可を得ようとした八神だったが、都波が運悪く採取旅行で不在だったため、結果的に微生物の標本を無断で持ち出したことになってしまっていた。

さらに藤木が不用意に他言してしまったことにより、研究内容が外に漏れそれを知った何者かが、でたらめな噂で八神妙子の信用を落とし第一発明者の名誉を奪っていた。

そして、自分で身の証を立てられない八神妙子に代わって藤木は、都波に事情を打ち明け、無断で使用した微生物を基にしたとしても研究自体は八神オリジナルだったことを証明しようとしていた。

全ての事情が分かった富樫は藤木を思った。
「そうか…それでお前は…彼女の名誉を守る為にたった一人、先生を追っていたのか」

――――――――――――――――――――

都波は病院を抜け出し、火災現場となった研究室を訪れ愕然としていた。
(なんてことだ…、この私が生涯をかけて採集した貴重な標本が…)

――――――――――――――――――――

藤木は富樫が宿泊しているホテルに烏丸を呼び出していた。
「――ったく、いきなり電話をよこしたかと思えば化粧道具や洋服を持って訪ねて来いなんて、人使いが荒いのにもほどがあるよ」
「すまん…」
「後はウィッグを被れば完成…」
「お前…、男としちゃ華奢な方だがこうして見るとまさに女だな。これなら誰が見てもお前だとは分からないハズだ」

藤木は烏丸の協力で女装して外出し帝都医大付属病院に向かった。

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病院に着き都波の病室を訪れると都波の姿はなくベッドの上には“辞職願い”が置かれていた。
「辞職願いってなにさ…これ…」
「ま、まさか…」
「そうか、先生は失火の責任を取って…」
「バ…バカな…」
藤木は力なく膝をついた。

『逃亡医F』第22話 感想

あぁぁぁぁぁ、やっと都波先生と会えると思ったのに~~~~残念っ!
そしてやっと事件の真相も見えてきました。
いくつもの不運が重なって八神先生は飛び降りるまで追い詰められたのですね。

しかし、そこまで消息がつかめない都波先生ってばほんと自由人ですね。普通の社会人であれば携帯電話の一つも持っているハズですが。

でも医療に賭ける情熱が強かった分、自身が採取した研究材料を失ったのは生きがいを失うことと等しかったのだと思います。

ここまでの登場人物には誰一人悪人はいないので、ほんとに不運な悲劇だったのだと思います。「八神先生のでたらめな噂を流した」人物がこの事件で本当に追求するべきものかもしれませんね。

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