漫画『しもべえ』の第4話のネタバレをご紹介します!
<『しもべえ』第3話のおさらい>
しもべえがユリナの部屋にいるのではないかと心配する母親でしたが、一方で「自分が呼んでもしもべえは現れるか」という疑問を持っていました。
友人のアキは自分の父親のことを”ウザイ”と疎ましく思っていましたが、ユリナはそんなアキのことを「小さい頃から愛情を受けてきたのだ」とうらやましく思い、自分も「父親に一度くらい逢ってみたい」と考えます。
そんな時、母親が見知らぬ男とホテルに入るのを目撃したユリナはしもべえに助けを求めます。しもべえに助けられた母親は、ユリナ同様にしもべえに感謝の気持ちを抱くようになり、しだいに「家事・雑用も頼みたい」と思うようになるのでした。
『しもべえ』第4話 ネタバレ
ある日学校でユリナのお弁当がいつもより豪華なことにアキが気付きます。
ユリナの母親が仕事を辞めたから時間をかけて作ってくれたものと思ったアキでしたが、母親は午前と午後の2ヵ所でバイトしていることをユリナから聞かされます。
アキは、お弁当を作ったのが誰なのかユリナに尋ねると、ユリナはしもべえがお弁当を作ってくれたと話します。
学校の帰り道でアキがお弁当のことを詳しく聞くと、ユリナの母親にいい仕事が見つかるまでは、しもべえに家事をやらせていることを打ち明けられます。
得体の知れないおじさん(しもべえ)を信じ過ぎているユリナ親子を心配したアキは、
学校帰りにユリナの家に立ち寄り、確認してあげるというのでした。
ユリナが家に帰ると家の中はピカピカに掃除されていました。
しかし、ユリナと母親の部屋には入らないようにしもべえには言ってあるとユリナは言いますが、アキはそんな無防備なユリナを心配します。
リビングに入るとタッパーに分けられた料理から湯気がでており、保存するために粗熱をとっているのではないか、とアキが気付きます。
ユリナが冷蔵庫を開けるとそこにはさらに作り置きされている料理が並んでいました。
その日、ユリナのお弁当をつまみ食いしていたアキは、おいしかったのを羨ましく思い「私もたべたーい」と言うのでした。
すると、洗濯物を抱えたしもべえがベランダから部屋の中に入ってきました。
しもべえに気が付いたアキは「しもべえ、ひさしぶり~!今度私にもお弁当作ってね~」と声を掛けますが、しもべえには無視されてしまいます。
洗濯物を畳んでいたしもべえでしたが、下着を持っているのに気付いたアキが「あ」と声を出したことでユリナも気付き、しもべえが持っていた下着を取り上げました。
ユリナは、洗濯物に下着をそのまま入れておいた自分に非があるとしながらも、
当たり前のように洗ってしまったしもべえにデリカシーのなさを指摘します。
それを見ていたアキは、ユリナの部屋に突然現れたり、公衆トイレで上から覗いたり、
お風呂の湯舟から現れたことなど、これまでのしもべえの行動を指して「おまえはしもべえじゃない、助平(すけべえ)だ!」と罵声を浴びせます。
驚いた表情のしもべえを見たアキは笑っています。ユリナも「助平はストレートすぎる、せめてエロべえにしてあげて~」と二人揃って笑っています。
しもべえの様子を見て安心したアキは帰ろうとしますが、アキの帰り道では変質者が出るとの噂から、ユリナはアキを家まで送っていくようにしもべえにボディガードをお願いします。アキは「ボディガードはいいけど、ボディタッチはダメだぞ~」としもべえに釘を刺します。
しもべえはアキを家まで送ることになりましたが、歩いているとしもべえが急にアキを後ろから抱きしめました。何かに気付いたアキが上を見上げるとフンをしたカラスが電柱にとまっています。
しもべえは、カラスのフンからアキを守ったのでしたが、アキは「抱きつく必要ないじゃない!やっぱりあんたはエロべえだわ」としもべえの行き過ぎた行動を注意します。
一方、ユリナの家では、しもべえが作ってくれた作り置きの料理を帰ってきていた母親が味見していました。母親は、料理の味が別れたユリナの父親の味付けと一緒なことに気が付きます。
ユリナの父親は、料理人で家でも料理や掃除をしてくれた寡黙な人だったことを回想します。
しもべえと父親が似ていることを思い、今度しもべえが来た時には夕食を一緒に食べようと母親が提案します。そんな母親を見ていたユリナには「お母さんはしもべえのことを想っているのでは」という考えが頭をよぎります。
一方、しもべえと一緒に歩いていたアキは、しもべえの行き過ぎたリアクションを指摘しています。アキは、携帯アプリから現れたはずのしもべえを「神出鬼没な登場の仕方はマジシャンや超能力者のようだ」と思っているものの、接してみると普通のおじさんのようだということが腑に落ちない様子。
「もしそんな力があるなら、私の目の前で消えてみせて・・・」と振り返ると、すでにそこにはしもべえの姿はありませんでした。
「本当に消えてしまった」と思ったアキでしたが、少し離れたところでタバコを一服するしもべえを見つけ「ちょっと素早いだけか!」と考え直します。
その直後、一人になったアキに向かって制御を失った車が突っ込んできます。
危険を察知したしもべえは、素早くアキを抱えて向かってきた車を踏み台にしてジャンプ!アキを車の衝突から守ることができました。
なんとか事無きを得たアキは、しもべえと家に向かって歩きながら、電話でユリナに帰り道のいきさつを話します。変質者を心配するユリナに対してアキは「しもべえがついてるから大丈夫」と安心感を滲ませます。
電話を切ったアキは、しもべえに抱えて助けてもらった時の影響で、左肩が張って痛いことを伝え「もんでほしい」とお願いします。
アキのお願いの通り肩を揉むため手を回そうとしたところに、見知らぬおじさんが「コラァー!」と声を上げて走ってきました。
アキを守るためしもべえは向かってきたおじさんに鉄拳をお見舞いします。
しかしそのおじさんは、しもべえを変質者だと思ってアキを守ろうとしたアキのパパでした。
しもべえの鉄拳で完全にノックアウトされてしまったパパを心配しているアキに「行き過ぎたアクションはしないでっ」と激しく怒られるしもべえでしたが、振り返るとしもべえは消えてしまっていました。
「しもべえどこ行ったー!?まさか都合悪くなると姿を消すってことー!?」と叫ぶ
アキに隠れて、冷や汗をかきながら木の陰でタバコを一服するしもべえだったのでした。
『しもべえ』第4話 感想
ついにしもべえが、ユリナの家で家事を手伝いするようになりました。
第3話では「しもべえは家政婦じゃない」と言っていたユリナでしたが、母親の状況が変わったことからやむを得ないということなのでしょうか。
それにしても散々手伝わせておいて「助平」や「エロべえ」は可哀そうすぎます。
アキを助けた場面では、しもべえの身体能力の高さが覗えます。
料理や家事もできて、高い身体能力でボディガードもできるなんて最高です。
そんなお助けマンがいたら安心な毎日を過ごせますね。
ちょっと行き過ぎたところがあり、ユリナやアキに度々注意されていますので、今後はしもべえの行動に制限がかかってしまうのでしょうか?
そんなところにも注目して次回も楽しみたいと思います。
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