逃亡医F原作漫画10話ネタバレ感想!出雲大社で掴んだ都波の手掛かり!画家の白井が!?

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成田凌主演ドラマ『逃亡医F』の同名原作漫画、第10話のネタバレをご紹介します!

<『逃亡医F』第9話のおさらい>

藤木は都波先生の行方を追うため秋美のガイドを頼りに吹雪の中をスキーで滑り降りた。途中休憩のために立ち寄った避難小屋で雪崩に遭遇し、秋美は脚を負傷してしまう。

藤木が治療しようとしたが、ゴーグルを無くしてしまったことで雪目になってしまい、うまく処置ができなかった。ハシリドコロの根を使い視界を元に戻した藤木は秋美を処置して無事に救うことができ、藤木は一人で都波先生を追いかけ麓へ向かった。

捜索隊が秋美のもとに辿り着くと烏丸も合流し、スノーボードで藤木の後を追う。

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『逃亡医F』第10話ネタバレ:出雲大社で掴んだ都波の手掛かりと烏丸に見つけられた藤木

藤木はスキーで麓まで降りて出雲大社へ来ていたが、あまりの人の多さで都波先生を見つけ出すのは難しいと感じていた。

すると藤木は都波先生が宿泊しそうな宿を虱潰しに当ろうと考えた。
しかし、行く先々のホテルでは「プライバシーに関わる」という理由で宿泊者名簿の確認などはさせてもらえなかった。

断られたホテルを出ようとした時、ホテル内で展示されていた絵画展の絵に目が留まった。そこには都波先生がモデルとして描かれている絵が展示されていた。

その絵をじっくりと眺めていると一人の女性が声を掛けてきた。
「その絵、気に入ってもらえましたか? 白井といいます」
藤木に話しかけたのはその絵の作者だった。

話を聞くと都波先生が描かれていた絵はすでに売約済みだという。さらに詳しく聞くとこの絵のモデルから完成したら譲ってもらうよう言われているとのことだった。

藤木は絵の作者である白井から話を聞くことにした。
白井は藤井が捜している人と絵のモデルが本当に同一人物か尋ねるが、藤木は「絵ですからね…、でも雰囲気はそっくりです」と答えると、白井は「写真で確認してみます?」と言う。

「えっ?写真があるんですか?」
驚いて聞く藤木に白井は「アトリエにスケッチした時に撮った写真が何枚かありますが」というと、藤木は「み、見せてくださいっ、お願いします!!」と頭を下げた。

――――――――――――――――――

二人はアトリエに向かった。アトリエに入った白井と藤木だったが、白井は置いてあった椅子にぶつかり痛がった。「もう、こんなところに椅子があるなんて」
藤木はそんな白井を見て不思議に思っていた。(?目の前の椅子に気づかないなんて…)

アトリエ内を見ていた藤木は1枚の虹のような絵が気になった。
「風景画がほとんどなのにこの絵は……」藤木がそう言うと白井は答えた。
「ああそれ、それは瞼の奥に浮かんだイメージをスケッチしたものなんです」
「最近は目を閉じるとこんな光景がよく浮かんでくるんです」

気になった藤木は白井に質問をした。
「もしかしてそれは目を閉じなくても見えることがありませんか?」

すると白井は「どうかしら…、そう言えばそうかもしれないけど」とはっきりしない回答だったが、今度は「でもどうして?」と藤木に質問をしてみた。
すると藤木は「なんだっけな……」ともの忘れした様子だった。

すると白井は画家というものについて話してくれた。
「画家というのは様々なイメージがとめどなく浮かんでくるものなんです。だからそれを忘れないようにこうやって描き留めておくんです。でもこれは…描き上げるには作風も合わないし、捨ててしまうつもりだったものです。」
そういう白井に藤木は「あ、捨てるくらいなら僕にいただませんか?」と、作品を買う持ち合わせはないが、白井と出会った記念に欲しいと伝えた。

白井は‟スケッチした時に撮った写真”を見つけ藤木に見せた。藤木は写真に写っているのは都波先生だと確信した。プリントされた撮影日はひと月くらい前の日付が記されていた。

白井は写真を撮った時のことや場所について詳細を教えてくれた。
そして都波先生をモデルにして絵を描いたことや、都波先生から描いた絵を譲ってくれと言われたこと、山から降りたら連絡すると言われたことなどを藤木に明かしてくれた。絵が完成するのはひと月ほどだと伝えていた白井に都波が山を降りるのも丁度その頃だと言っていたことを伝えると、藤木は「都波先生から電話があったら僕にも知らせてほしい」と白井にお願いした。

快く引き受けてくれた白井に「ホテルに部屋を取るから連絡はそこに欲しい」と言うと「携帯に連絡しますよ」と気遣ってくれたが、藤木は携帯を持っていないことを告げた。

――――――――――――――――――

藤木は意気揚々とアトリエを後にした。
(これで先生の証言が得られれば八神先生の汚名を晴らせる。俺ももう逃げないですむんだ!やったんだ、ついに都波先生を見つけ…)と喜んでいたところ後ろから大きな声が聞こえた。
「見っけぇ~~~~!!」
聞き覚えのある声に恐る恐る振り返ると、そこには蕎麦屋から出てくる烏丸がいた。

「まったく性根悪いんだから、あたしすっかり騙されちゃったもんね」
ロッジで藤木が出雲大社に関心を示していたのを聞いて追いかけてきていたのだった。

「で、探し人は見つかったの?」そういう烏丸に藤木は「君には関係ない事だ」と素っ気ない素振りをみせる。
烏丸は「ふ~ん、あたしを騙しておいてそういう態度とるんだ」と言うと藤木の腕を捻り上げその手を自分の胸元に突っ込んで「助けて!この人痴漢です!!」と大声で叫んだ。

ざわつく周囲に焦った藤木は「ちっ、違います、冗談ですよ、冗談」と言って烏丸を連れて物陰に隠れた。
「き、君は俺をからかっているのか?」そういう藤木だったが烏丸は「あれ?ひょっとして怒らせちゃった?でもセンセが悪いのよ、あたしから逃げようとするから」とあっけらかんとした様子だ。
「別に逃げたわけじゃない!」という藤木に烏丸は「いいよ、そういうことにしといてあげる、でも今度は逃がさないからネ」と藤木に抱きついた。

その拍子に藤木のポケットから何かが落ちた。「なぁにこれ?」と聞く烏丸に「ある人が自分の瞼に浮かんだイメージをスケッチしたものだ」と答えた。
すると烏丸の「ふーん、その人、もしかして目が悪くない?」という言葉に「どういうことだ?」と藤木が訊き返す。
「うちの研究所にええーと、虹彩毛様体炎を伴った急性なんとか緑内障を患った人がいたんだケドさ」と言った烏丸の言葉に藤木がハッとした。
「急性閉塞隅角緑内障のことか?」そう言った藤木に烏丸は「ああ、それよそれ。ふーんさすが凄腕ドクターね、専門外の眼科にも詳しいんだ。あっそっか、研修中はいろんな診療科目を経験する必要あるもんね」と返した。

「ああ…、おかげでその頃診ていた症例を思い出したよ。その患者がこれとそっくりの絵を描いて見せてくれたことがあるんだ。」藤木は、このスケッチを専門家に見てもらって白井が病気なのかを診断してもらうつもりでいたのだ。
烏丸の話では、研究所で同じ症状だった人物は「早くに治療を受けて治ったけど、あと少し発見が遅れてたら確実に失明していた」という。

その頃白井は、瞼の裏にまた同じイメージを見ていた。
「そういえば鳴海さんが気に入ってくれた、こんな事って初めてだな。少なくとも一人の人間の目を引いたイメージだもの、がんばって描いてみようかしら」

 

『逃亡医F』第10話 感想

なんとか出雲大社についた藤木でしたが、都波先生を絵で見つけるとは奇跡的な偶然ですね。まさかそんなところから足取りを掴めるとは予想外でした。

それにしても都波先生は1ヵ月近く山に籠って微生物採集しているようですが、食事や寝泊りはロッジなどを頼りにしているのでしょうか。
ある程度の山の場所が分かっているようでしたので、宿泊できるロッジも限られているように思いますのでそちらを当たった方が早そうな気もしますがどうなんでしょうか。
また、ホテル同様プライバシーに関わるといって断られるのかな。
電話して繋いでもらう、とか何か策はありそうな気がしますが。

そして烏丸の勘もすごいですね。人が大勢いる出雲大社で早々に藤木を見つけてしまうあたり、行動力と運の強さに脱帽です。藤木は、烏丸を頼りにして一緒に都波先生を捜してもらった方が早そうですよね。逃げ回って敵のような存在なのに藤木の力になっているあたり、憎めない存在ですね。
さあこれから二人はどんな展開を見せてくれるのでしょうか。次回も楽しみです♪

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