新海誠監督の3年ぶりの最新作『すずめの戸締まり』のアニメ製作発表会見に出席して、2022年秋に公開することを発表しました。
新海誠監督と言えば、2016年に『君の名は。』、2019年に『天気の子』を公開し、興行収入はそれぞれ『君の名は。』が250.3億円、『天気の子』が141.9億円という大ヒットを生み出したヒットメーカーです。
そんな新海誠監督の最新作ともあって皆さん期待も大きく、映画公開が待ち遠しいのではないでしょうか。
この記事では、最新作『すずめの戸締まり』について、あらすじ・声優・主題歌・公開情報・みんなの感想についてまとめていきます。
『すずめの戸締まり』あらすじ(ストーリー)
引用元 Yahooニュース
『すずめの戸締まり』のストーリー
九州の静かな街で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は「扉を探しているんだ」という旅の青年に出会う。
彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…
やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。――星と、夕陽と、朝の空と。
舞い込んだその場所には、すべての時間が溶け合ったような、空があった―
不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。
引用元 ドワンゴジェイピーnews
『すずめの戸締まり』新海誠監督から3つのキーワード
新海誠監督は、会見で『すずめの戸締まり』を3つのキーワードを使って話していましたので紹介します。
キーワード1:日本列島の各地をめぐるロードムービー
ー新海誠監督コメントー
日本全国を広く舞台とした冒険映画です。各地に舞台挨拶に伺うと、次は僕の町、私の町を舞台にしてくださいと言われることも多い。うれしいんですが、全部は出せないしどうしようと思っている。ロードムービーにすることで欲張りをして、各地の様々な風景、魅力的な人々、特別な出会いを描くことができると考えた。欲張った映画になっています。
引用元 MOVIE WALKER PRESS
「ロードムービー」とは、主人公が旅をしていく中で起こる様々な出来事によって、変化を繰り返し成長していくストーリーの映画ジャンルのことを指します。
新海誠監督の作品『君の名は。』では、東京四谷と岐阜県飛騨がモデルとなっていたこともあり「次回作は自分の町を舞台に」と願う映画ファンの期待に応える形にしたのはファンを大切にする姿勢や、ファンを喜ばせる追求心から生まれたアイデアだったのではないでしょうか。
キーワード2:扉を開いていく物語ではなく、閉じていく物語を描きたい
ー新海誠監督コメントー
どんなことでもそうですが、始めることよりも終わらせることのほうが難しい。映画作りはまさにそう。多くの仕事、恋愛、家族関係もそうでしょうし、生活のなかでも終わらせることのほうが難しい。少子高齢化が進んでいくこの国にとって、いろいろな出来事を始めることより、閉じていくことのほうが難しいと感じることが多くなってきました。
いま作るべきもの、お客さんが観たいものは、いろいろな可能性を開いていく物語ではなく、一つ一つの散らかってしまった可能性をもう一度見つめて、きちんと閉じていく。そのことによって次に進み、本当の新しい場所を見つける。そういう物語を作るべきなんじゃないかと考えた。ロードムービーなので、各地の扉が開いていく。様々な扉が登場する。
引用元 MOVIE WALKER PRESS
このコメントを聞いて「始めることよりも終わらせることのほうが難しい」というところが深いなぁと感じました。
確かに何かを終わらせる時には「丸く収める」とか「後に尾を引かないように」とか「納得した形で」など、キレイに終わらせることって意外と難しいですよね。それが上手くできないと「後悔が残った」とか「わだかまりができた」だったり「関係がこじれた」というようなことが起こりますよね。
キーワード3:映画館に足を運びたくなる理由となる映画を作ること
ー新海誠監督コメントー
映画館は人間の持っている能力を発揮させてくれる場所。それは感情移入すること、物語に没入する能力。映画館に足を運んで暗闇のなかに座って、集中して大きなスクリーンを観ることで、もっともそういう能力を発揮して物語に入り込めると思う。“すずめがいるから映画館に行きたい”と思っていただけるような映画を目指したい。
引用元 MOVIE WALKER PRESS
コロナ禍で映画館に行けない時期もあり、配信サービスが飛躍的に伸びていますが、やっぱり映画館で観ると没入感があったり、集中して観ることができるので感情移入もしやすいですよね。
映画製作に携わる立場としては、映画館に集客して映画業界を盛り上げたいという気持ちもあるのではないでしょうか。
『すずめの戸締まり』登場人物・声優
映画『すずめの戸締まり』の登場人物は、2021年12月時点ではまだ公開されていません。あらすじからは、現時点で2人の登場人物が読み取れます。
主人公:九州の静かな街で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)
物語のキーマン:「扉を探している」旅の青年
こちらは今後の情報公開を待って更新していきます。
会見では『君の名は。』のヒロイン・宮水三葉役の上白石萌音さん、『天気の子』ヒロイン・天野陽菜役の森七菜さんも登場しましたが、ゲストとして登場したようで『すずめの戸締まり』の声優は決まっていないとのことで、現時点ではオーディションも行われていないようです。
今後、声優のキャスティングについても注目していきたいと思います。
『すずめの戸締まり』主題歌はRADWIMPS?
映画『すずめの戸締まり』の主題歌は、2021年12月時点では未発表です。
新海誠監督の作品では、2016年公開『君の名は。』、2019年公開『天気の子』ともにRADWIMPSが手掛けています。
2016年公開『君の名は。』の時には、新海誠監督が、自身の公式サイトで「実現の可能性を考えもせずRADWIMPSが好きだと答えました」と明かしたことがきっかけで劇伴を含む全音楽を手がけることになりました。
現時点では、主題歌をRADWIMPSが手掛けるかは分かっていませんが、前出2作品のハマり方が評判でしたので、本作でも『新海誠×RADWIMPS』のタッグを期待してしまいますね♪
『すずめの戸締まり』公開情報
映画『すずめの戸締まり』は、2022年秋に全国東宝系で公開予定と発表されています。
現在は鋭意製作中とのことで、明確な公開日までは決まっていないようです。
『すずめの戸締まり』評判・みんなの感想
SNSでの評判やみんなの声を集めてみましたので紹介します。
『君の名は。』では隕石が落ちてたり、『天気の子』はほぼラストシーンだったりと、新海誠監督はキービジュアルに重大なネタバレを紛れ込ませるんですよね
『すずめの戸締まり』はドーム風の骨組みが怪しい気がしますね。プラネタリウムとかこんな感じだったような。テーマの時間や旅とも関連しますし pic.twitter.com/LhMQRSx6rS
— すずき (@michsuzu) December 15, 2021
そういえば昨日、元ファルコムの新海誠監督が新作『すずめの戸締まり』を発表したのですが、「男女で旅をする」「アクションあり」「災いの扉を閉めるというファンタジーっぽい設定」ってイースや英雄伝説の流れですよね。銀髪の魔女とか出てきそう #日本ファルコム株主総会 https://t.co/2kMXfpOEfC pic.twitter.com/o6E4A4a8Uo
— すずき (@michsuzu) December 16, 2021
『君の名は。』『天気の子』の
新海誠監督
最新作『すずめの戸締まり』
2022年秋公開だそうです…
今から待ち遠しいです(^-^)#新海誠 #すずめの戸締まり #君の名は #天気の子#絵 #イラスト好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/ycsGShdV9P— あーと ランド・。✰ (@artrand123) December 15, 2021
最新作映画への期待はもちろん、すでにネタバレや登場人物についての考察などもされているようです。また、主題歌などの楽曲担当するアーティストについても関心が寄せられているようです。
まとめ
新海誠監督の3年ぶりの最新作『すずめの戸締まり』について紹介してきました。
映画公開は2022年秋を予定しており、現在は作品製作中で声優陣、音楽なども未定です。これまでも世界的な話題を呼ぶ作品を生み出してきた新海誠監督ということもあり注目を浴びています。
これから順次新しい情報も公開されていくことかと思いますので、本記事でも情報更新していきたいと思います!
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